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プロフィール
書士和田
書士和田
現住所:兵庫県尼崎市武庫之荘
事務所:大阪市北区西天満
3-6-22-702
  地下鉄谷町線・南森町駅下車
  地下鉄堺筋線・南森町駅下車
  JR東西線・大阪天満宮駅下車
     →2番出口・徒歩3分

 司法書士・行政書士事務所の代表を務めております
 主な業務内容は会社法と許認可の知識、その他各種法律の知識等を生かし、商業登記、各種許認可、契約書の検討・作成、日常の債権管理等のアドバイス、各種スキームの検討、各種セミナーなど、幅広い企業サポートを行わせていただいております。

 また、その他にも債権回収等の各種裁判、相続・遺言の相談、不動産登記、労働問題関連、破産等各種借金の整理、各種法律相談等も行っております。

(主な所属団体)
大阪司法書士会
大阪司法書士会 理事
会員事業部副部長
大阪司法書士会 北支部理事
企画部所属
大阪司法書士会中小企業
支援業務検討委員会委員長
家族法研究会
近畿司法書士会連合会
学術交流(企業法務分野)研究員

大阪青年司法書士会
八青会
敷金問題研究会
大阪府行政書士会
建設業研究会
大阪商工会議所
士Club(サムライクラブ)
代表幹事
尼崎商工会議所
サムライ研究会 理事
NPO法人住宅情報ネットワーク
四天王コラム担当
大阪産業創造館:あきない・えーど
元あきない経営サポーター

経済産業省後援 ドリームゲートアドバイザー
…等々
オーナーへメッセージ

2008年02月22日

少額短期保険業とは

特定保険業者(旧無認可共済)である
全国養護福祉会が、昨年12月に金融庁から
業務改善命令を受けたにもかかわらず
その後も違法な保険販売を続けているとして
22日金融庁が業務停止命令を
出す方針を固めた旨の報道が出ていました

この件はどういうことかといいますと…
旧無認可共済といわれるものが発端になっています

無認可共済とは読んで字のごとく
「根拠法のない共済」です
ただ…監督官庁がないからと言う訳では
ないと思うのですが…
無認可共済に様々な問題が起こっていたので
消費者保護のためという観点から
金融庁の監督下におかれることになり
保険業法等の一部を改正する法律が
平成18年4月1日から施行され
新たに少額短期保険業制度が導入されました


これにより、従来無認可共済をおこなっていた事業者は
1.保険会社となる
2.少額短期保険業者となる
3.解散の方向
の3つの選択を迫られることになりました

ただ、上記で3つと書きましたが
実際には…既存の共済団体等は
どうなっていたのかというと
平成18年4月1日以降も
共済等を行っている場合
保険業法上は特定保険業者と定義され
引き続き原則2年間は共済等を行うことが出来るという
経過措置によって守られていました


今回の報道のあった会は
4月以降の事業継続がはっきりしないのに
そのことを契約者に説明せずに
保険を販売していたために
業務改善命令を受け…その後も新規契約を
結んでいたため今回のような
ケースになったものと思われます



当職の事務所にも
保険会社になるには資本金もかなりかかるため
少額短期保険業者になるという問合せが
数件ありましたが、保険計理人は必要ですし
一定の資本金も必要であり
その他にも、登録するにあたっては
それなりのハードルがあります


今回、実際にこのような処分がなされたことで
いよいよ本年4月以降の問題が
明るみに出てきそうな予感がいたします




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Posted by 書士和田 at 22:45│Comments(0)企業法務・会社法
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